私たちのモットーは「創造的なビジョンを実現する力をあなたに(Empower Your Creative Vision)」です。
Originは、さまざまなフレーバーを重ねるための「土台(Origin)」となる、中性のアルコールベースを作るために使用されるユニークなタイプの酵母です。
ハードセルツァー、缶カクテル、そしてあなたの想像力から生まれるあらゆるアイデアに最適です。
また、蒸留用のニュートラルなウォッシュや、発酵が難しい蜂蜜を原料としたミードにも最適です。
砂糖、蜂蜜、麦芽ベースの発酵にも対応しています。
その秘密は、中性で高アルコール耐性を持つ酵母に、栄養素とpHバッファーを組み合わせたことにあります。
非尿素系の栄養素は、栄養分の少ない単純糖発酵で酵母の働きをサポートします。
pHバッファーは、過酷な条件でも酵母が最後まで発酵を完了できるよう、pHを適切に保ちます。
Originに使用されている酵母株は、H₂Sやフルーティーなエステルの生成が非常に少なく、仕上がりが非常にクリーンです。
発酵温度が摂氏27〜28度程度に達しても、風味が乱れることなくクリーンな状態を維持します。
Originは、栄養素が豊富に含まれていることから「ターボイースト(Turbo Yeast)」と呼ぶこともできますが、
一般的なターボイーストは品質や風味よりも価格や速度を優先して選ばれることが多いため、私たちはそういった分類を好みません。
また、一般的なターボイーストにはpHバッファーが含まれていない場合が多いです。
Originは、ショ糖(sucrose)、ブドウ糖(dextrose)、液体インバートシュガー(invert sugar)など、一般的な糖にすべて対応しています。
麦芽大麦から得られた麦汁を使用する場合は、Brutzyme Glucoamylase酵素を併用し、α-1,4およびα-1,6のグリコシド結合を分解することで、デンプンやデキストリン、オリゴ糖を完全に発酵させ、よりドライで高減糖度の仕上がりにすることができます。
最適な最終製品を得るために、パイロットバッチを事前に実施することをおすすめします。
使用方法:
1ガロンあたり10〜20グラム(1リットルあたり2.5〜5グラム)を、発酵に直接添加してください。水和は不要です。
推奨発酵温度は18〜27℃(65〜80°F)です。
初回は1ガロンあたり15グラム(1リットルあたり約4グラム)での使用を推奨し、その後バッチごとに調整してください。