Wild Goose FIllingテクニカルサポートぺージ

マニュアル

第1章
第2章
第9章

調整方法

ボディーフックが長すぎる

  • 缶台リフト上昇圧が高すぎる
    1. メンテナンスマニュアルを参照し、缶台リフト上昇圧を調節する
    2. 缶台リフト上昇圧を微細な数値幅で弱めていく
    3. 微調整後に必ず毎回測定し、記録する
  • 第二巻締がきつ過ぎる
  • 第一巻締がゆる過ぎる

ボディーフックが短すぎる、安定しない

  • 缶台リフト上昇圧が弱すぎる
    1. メンテナンスマニュアルを参照し、缶台リフト上昇圧を調節する
    2. 缶台リフト上昇圧を微細な数値幅で強めていく
    3. 微調整後に必ず毎回測定し、記録する
  • 第一巻締がきつ過ぎる
  • 第一、第二巻締のローラー高がチャックに対し高すぎる(適切な高さではない。)

第一巻締カウンターシンク深さが深すぎる

  • 缶台リフト上昇圧が弱すぎる
    1. メンテナンスマニュアルを参照し、缶台リフト上昇圧を調節する
    2. 缶台リフト上昇圧を微細な数値幅で強めていく
    3. 微調整後に必ず毎回測定し、記録する
  • 第一巻締のローラー高がチャックに対し高すぎる(適切な高さではない。)ローラーがチャックに対し高すぎると、カウンターシンクの深さを計測する際の上限部となる箇所がより高度な位置で成形されることとなり、結果的にカウンターシンクをより深くする要因となる。

第一巻締カウンターシンク深さが浅すぎる

  • 第一巻締のローラー高がチャックに対し低すぎる(適切な高さではない。)
  • 缶蓋不良品

第二巻締カウンターシンク深さが深すぎる

  • 第一巻締のローラー高がチャックに対し高すぎる(適切な高さではない。)
  • 第二巻締のローラー高がチャックに対し高すぎる(適切な高さではない。)
  • 缶台リフト上昇圧が弱すぎる
    1. メンテナンスマニュアルを参照し、缶台リフト上昇圧を調節する
    2. 缶台リフト上昇圧を微細な数値幅で強めていく
    3. 微調整後に必ず毎回測定し、記録する

第二巻締カウンターシンク深さが浅すぎる

  • 第一巻締のローラー高がチャックに対し低すぎる(適切な高さではない。)
  • 第二巻締のローラー高がチャックに対し低すぎる(適切な高さではない。)

巻締高(長さもしくは幅)が長すぎる

  • 第二巻締がきつ過ぎる(押し潰されすぎて伸びてしまう)
  • 第一巻締がゆる過ぎる(蓋のへりを最後まで巻き込めていない、すなわち、巻締予定部分の織り成す円弧状の部分の直径が大きいままの状態で第二巻締めにより潰されるので結果巻締高さは長くなる)

巻締高(長さもしくは幅)が短すぎる

  • 第一巻締がきつ過ぎる(蓋のへりが巻き込まれ過ぎてしまい、巻締高を担う部分が短くなる)
  • 第二巻締がゆる過ぎる(圧し潰しが最後まで出来てなく、"たわみ"が巻締高を短くさせる)

シーム厚さがきつ過ぎる

  • 第一巻締ローラー、第二巻締ローラー、または両方がチャックに寄り過ぎている
    1. スウィングアームカムフォロワーの位置を調整し、シーム厚さを調整
    2. メンテナンスマニュアルを参照し、スウィングアームカムフォロワーの位置を調節する
  • 缶蓋、エンドカールの内側表面のラバーシーリングコンパウンドが必要以上に塗布されてる

シーム厚さがゆる過ぎる

  • 第一巻締ローラー、第二巻締ローラー、または両方が十分にチャックに寄れていない
    1. スウィングアームカムフォロワーの位置を調整し、シーム厚さを調整
    2. メンテナンスマニュアルを参照し、スウィングアームカムフォロワーの位置を調節する
  • 以下のベアリングが摩耗している可能性あり
    1. シームロータリーシリンダーベアリング
    2. スウィングアームベアリング
    3. カムフォロワーベアリング
    4. スピンドルベアリング