Japanese Craft Beer
日時 | 10月10日(水)16:00 - 20:00 |
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入場料 | なぜか無料 |
会場 | Liquid Gold |
「コイツ、天然酵母が脳内に侵入して頭の中で発酵してんのか」と思ったあなた。
2018年の年末年始は日本に帰るので是非東京か大阪で飲みに行きましょう。
以下が解答である。
「独立行政法人日本貿易振興機構は、東京都港区赤坂に本部を構える経済産業省所管の中期目標管理法人たる独立行政法人。設置法は独立行政法人日本貿易振興機構法。2003年10月1日設立。職員数は日本国内約900名、日本国外約700名。日本の貿易の振興に関する事業、開発途上国・地域に関する研究を幅広く実施している。」
引用元:ウィキペディア
とにかく説明中の漢字密度が高い団体、ジェトロ(JETRO)。
その中のひらがなだけを抜粋した文字列である。
脳内発酵しているやつがいかにも思いつきそうなことである。
貿易事業に従事する人なら一度はその名前を聞いたことがある「ジェトロ(JETRO)」。
初めて聞く人の中にはマグロの部位の名称と思う方もいるかもしれないが、残念ながらそうではない。
4コマ漫画にして簡単にこの団体を説明したいところだがそんな画力は私にはないので、一言でまとめると、、、
「貿易とかすっごい色々みんなで頑張って、いっぱいハッピーな世の中を目指すぞ!」みたいな団体くらいでいいと思います。
そんな彼らが日本のクラフトビールのアメリカ進出支援のイベントを主催!
(正確にはジェトロ内の組織であるJFOODOという日本食品海外プロモーションセンターが主催。)
実はアメリカで日本のクラフトビールを発見するのはまだまだ結構難しい。
日本食スーパーやホールフーズでたまにヤッホーブルーイングのよなよなエールや、常陸野ネストさん、コエドさんのビールを発見することはできるが、価格もまだまだ高くましてやタップで繋がっているバーを見つけるなどツチノコとセルフィ―撮るくらい難易度が高い。
何にせよ、このイベントはアメリカ在住のビールクズとしては決して見過ごすことはできない!
やたら坂道の多いサンフランシスコの市内を抜け、ようやく会場に到着!
サンフランシスコ市内の運転って金曜夕方の名古屋の繁華街運転するくらい怖い。
Liquid Gold SF
Address | 1040 Hyde St, San Francisco, CA 94109 |
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Website | http://www.liquidgoldsf.com/ |
Business Hour |
月曜~火曜:14:00~22:00 水曜~木曜:14:00~23:00 金曜:14:00~0:00 土曜:13:00~0:00 日曜:14:00~20:00 |
普通のバーが会場となっている今回のイベント。
ここ、Liquid Goldではローカルを中心に幅広いラインナップのクラフトビール、サイダー、ワインを揃え、なんならボトルショップも兼ねているこのバー。
なんつーかすげぇいい。
とにかく縦に長いのが印象的。
早速店内で受付すると「DRINK IN A NEW LANGUAGE」と書かれた看板がお出迎え!
冷蔵庫もチェック!地のものを中心としたクラフトビールでずらい!
「このバーを訪れることを通じて地元のことを知ってもらいたい」というお店側のメッセージがひしひしと伝わるラインナップである。
地元との繋がりって何するにしても心強いですよね!
会場内ではイベントにちなんだエコバックなどのグッズも発売されています。
この「DRINK IN A NEW LANGUAGE」を日本語に意訳してわかりやすくお伝えしたいのですが、かなり斜め上&クリエイティブさに富んだスローガンのため、自分のビールクズボキャブラリーでは中々言い換えるのが難しい。
まぁ「違う国のクラフトビールを楽しもう」みたいな感じである。
浮世絵テイストのタッチが日本っぽさを演出。
女性の左手には菩薩感すら見て取ることができる。
開場と同時に着いたはずが、すでにカウンターは日本のクラフトビールファンでいっぱい!
早速チケットをもらいラインナップをチェック!
日本からは以下6種類のクラフトビールがエントリー!
- 金澤百万石ダークエール/5.5%/わくわく手づくりファーム川北
- 「馨和 KAGUA」Blanc/7.6%/Far Yeast Brewing Company
- 「馨和 KAGUA」Rouge/8%/Far Yeast Brewing Company
- 山椒エール/5%/Sekinoichi Sake & Beer Brewery
- 水曜日のネコ/5%/ヤッホーブルーイング
- 東京ホワイト/5%/Far Yeast Brewing Company
Far Yeast Brewingさんが6種類のうち3種類をマーク!
専用のグラスやコースターまで用意されているこのイベント。
流石ジェトロである。
そしてお待ちかねのジャパニーズクラフトビールとのご対面!
遥々海を越えて来たとあって、心なしか日本で見るよりたくましく見える。
そして、片っ端から飲みまくる!
どこか懐かしい日本のクラフトビールの味!
こっちのスーパーで地元小田原のかまぼこを初めて見た時に似た衝撃を感じました!
アメリカのクラフトビール輸出事業に携わる者として本当に興味深い日本のクラフトビールシーン。
何より、8337km離れたサンフランシスコで飲む故郷のビールの味は感慨深いものがあります。御馳走様でした!
もっともっと日本のクラフトビールがアメリカに進出してきて欲しいですね!
日本のブルワリーの皆さん!アメリカで出来ることあれば何でもお手伝いしますよ!(^^)/
っと、ここで思わぬ大物と遭遇!
Mr. Yamada/Far Yeast Brewing
Mr. Yamadaこと、Far Yeast Brewingの山田司朗代表取締役。
このイベントのために日本からやってきたとのこと!
今までメールでのやり取りだけだったので本人とお会い出来てめちゃめちゃ光栄でした!
敏腕エンジニアとしての顔も持つ山田氏。
かつてはあのホリエモンと一緒に働いていたこともあるとか。
Far Yeast Brewing
写真引用:http://faryeast.com/
個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しているこのブルワリー。 Far Yeastの醸造所がある山梨県小管村は、東京都と横切る多摩川の源流にあり「玉源流」と呼ばれています。多摩川の流れが広大な海へ繋がるように、多摩源流に生まれたこのクラフトビールもまた小管村から東京へ、そして世界へ広まっていくことを願っています―。
カウボーイクラフトも応援しています!
まとめ
ジェトロさん主催のイベントとあって大盛り上がりを見せていたこのイベント。ポートランドやサンディエゴでも開催しており、日本のクラフトビールをアメリカに広げるべく日本政府も本格的に動き出したということだろうか。何にせよアメリカ在住のビール好き日本人として今後の日本のクラフトビールの動向がすごく楽しみである。ウィスキー、日本酒に続いてアメリカのマーケットに深く突き刺さることを心より切望している。(なんだこの真面目なまとめ。)