DRAKE'S IPA
ABV:7%
IBU:65
保存適温度: 10℃(華氏50℉)
製造元:Drake’s Brewing Company
産地:カリフォルニア州
*Alcohol By Volume/アルコール度数
*International Bitterness Units/国際苦味単位
カウボーイクラフトの眞壁です。
2016年2月、アメリカはカリフォルニア州のサンノゼに到着。
右を見てもエンジニア、左を見てもエンジニア、スタバの店内のMac PC持ち込み率が80%を余裕で超えてそうなこの地域はそう俗に言う、シリコンバレーである。
もはやスマホが身体の一部になっているようなITの猛者達が日々しのぎを削り合っている。
まだ時差ボケで頭が痛い中、冷蔵庫を開けると最初に目に飛び込んできたのがこのクラフトビール、DRAKE’S IPA(ドレークズアイピーエー)。
『ド、ドレークさんのアイピーエーだと!?』
とっさにアメリカ留学時代の友人の顔が一瞬頭に浮かんだがここはアメリカ、ドレークという名前の男はきっとビールの泡の数ほどいるだろう。
そんなアホなことを考えながらも、とりあえず日本では見たことがなかったのでブログに書いて日本の皆様にお伝えしようと思う。
『そもそもドレークって誰やねん!』
そう思ったあなたのために説明しよう!醸造元ブルワリーのDrake’s Brewing Companyの歴史は古く、Rogers Lind(ロジャーさん)という方が設立した”Lind Brewing Company”が元の会社にあたる。
その当時の会社が造っていたビールの、ロゴマークに使っていたゴールデン・ハインドというイギリスの私掠船の船長的存在こそフランシス・ドレークなのである。
ロジャーさんの親族の経営するコーヒー販売会社が1999年にLind Brewing Companyを買収して社名を改名した際、Drake’s Brewing Companyって社名になったんだとさ。
ってことでドレークとは歴史溢れるイギリスの船の船長的存在の人のことでした。
ラベルの見た目:
のどかなブルワリーの風景。飛んでいる鳥は小学生の国語の時間に読んだ「大造じいさんとガン」を私に思い出させる。
例のイギリスの船である、ゴールデン・ハインド号のロゴは同社のジョッキには使われているがこのボトルには使われていないようだ。
青、赤、白と意図してかアメリカの国旗の色が使われていてどこか目に優しい。
キャップ:
“D”のマーク入りのガチョウかアヒルかの開き。
色:
少し曇りかかった深いアンバーゴールドカラー。ようするに茶色。
飲んだ感想:
シトラス、グレープフルーツなどハーブ系のホップが使われていて、かなりホッピーで香り高い。後味に酸味がほんのり残り全体的にバランスがとれている印象。
時差ボケ中の人にもおすすめのIPAです!(ビールの味を活字で説明するのって意外と難しい笑。)
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