【アメリカのオススメクラフトビールレポート】:ACME CALIFORNIA IPA

2016年3月07日

【アメリカのオススメクラフトビールレポート】:ACME CALIFORNIA IPA

ACME CARIFORNIA IPA

ABV:6.9%

IBU:55

製造元:North Coast Brewing Co.

産地:カリフォルニア州

*Alcohol By Volume/アルコール度数

*International Bitterness Units/国際苦味単位

カウボーイクラフトの眞壁です。

2時間待たされた運転免許の実技試験を開始5分で落とされました。

クリティカルエラー(重大な交通違反)をしたとのことですが家路に就いた今でもいまいち原因がわかりません。・・・まぁいっか♪

そんなこんなで今回ご紹介するのはコチラ!

アメリカの大クラフトビールブーム時代の火付け役の一人といっても過言ではないこのノースコーストブルーイング!

その歴史はカリフォルニアのフォートブラッグ市にあるブルーパブから始まりました。ちなみにフォートブラッグ市は岩手県の大槌町と姉妹都市関係なのですが、その姉妹都市になるに至ったきっかけが何とも深いいお話です。

ここから思いっ切り脱線します。

幼い頃に漁船の事故で父を亡くした大槌町のある男性。

彼は子どもの頃よく崖の上に座って海を眺めては亡き父親の姿を探していました。

そんな彼が大人になってから、海の向こうには何があるのだろうと思い巡らすようになりました。

地図上に太平洋を横切る線を引いてみると、大槌町と全く同じ緯度にフォートブラッグという町があることが分かりました。2001年、彼はフォートブラッグ市長に連絡を取り、ついには大槌町に市長を招待することに。

その後、相互交流が始まり、2005年にフォートブラッグ市と大槌町は正式に姉妹都市となりました。

クラフトビール

・・・

・・

クラフトビール全然関係ないけど、いい話ですね。

話は戻り、ノースコーストブルーイングは1人の男によりメキメキとその存在感を拡大させていきます。

Mark Ruedrich

・・・マーク、ルェd・・・苗字はこれ、なんて読むんでしょう。笑 

クラフトビールブログ

とにかくそのマークさん、70年代にイギリスでエールビールの販売促進運動を目撃し、一気に稲妻に打たれます。

イギリスのビール醸造文化はマークさんの心を鷲掴みにし、どんどんのめり込んでいったマークさんは1988年にノースコーストブルーイングをオープンさせました!

飛ぶ鳥も落とす勢いで人気を博し、今ではなんと国内外のコンペティションを合わせて70以上の賞を獲得する総嘗めっぷり。もう自信が顔から滲み出ているのが見て取れます。

だいぶハードルが上がったところで、ACME California IPAのレビューにうつります!

ラベルの見た目:

一度見たら夢にまで出てきそうな赤が印象的なラベル。右手にビール、左手にロープを握りしめ、満面の笑みを浮かべる女性が背景の赤にやたら映える。

何故か全身金色。かなりHIGHな表情ではあるがなぜか幸せな気持ちになってくる。

クラフトビール

キャップ:

特徴的な「A」のロゴが全体にごり押しされているデザイン

見た目の色:

銅色

飲んだ感想:

一口飲んだ瞬間にきりりとした柑橘系の苦味と甘味が口の中に広がる。

口当たりは滑らかだがそのまま苦味が最後までかすかに残るIPA6.9%と決して弱いアルコール度数ではないのだが香り高いアロマのおかげか、かなり飲みやすくジューシーな味わい。

強烈なラベルとは裏腹にバランスがとれたおいしいクラフトビール。女性にも人気のおすすめの一品です!

写真:http://www.californiacraftbeer.com/summit-participant/mark-ruedrich/

その他アメリカのクラフトビールに関するブログも是非読んでみて下さい!




コメントする

コメントはすぐに反映されます。


Blog内のブログ

クラフトビール缶充填、周辺機器アメリカ最新情報【CBC展示会直送!!】
クラフトビール缶充填、周辺機器アメリカ最新情報【CBC展示会直送!!】

2022年9月25日

コロナ禍において爆速で急進化を遂げてきたクラフトビールの充填機。Wild Goose Fillingと接続可能な周辺機器も進化を遂げてきた。アメリカのブルワリーで見られ日本でも実績多数のラインナップを一挙大公開。ラベラー、デパレタイザー、日付印字など目から鱗の情報多数。

さらに見る

業務冷蔵庫 ビールサーバー クラフトビール
【飲食店必読!!】業務用冷蔵庫で本格ビアサーバーをDIY!格安マイクロマティック減圧弁付き!!

2021年12月08日 コメント:4

繋ぐビールを決めるのは店主の特権である。同時にどんなビールを繋いでいるかはその店の「個性」、「味」に直結すると言っても過言ではない。繋げるビールに垣根のないビアサーバーを一店舗でも多くの飲食店が導入することを願ったブログ

さらに見る

クラフトビール 設備 Ss Brewtech
【Ss Brewtech】1 BBLターンキー解説ブログ!!/Ss Brewtech 1 BBL Nano Brewhouse

2021年11月03日

ホームブルーイングからNanoブルーイングに至るまで、小型醸造機材の世界において数々のゴールデンスタンダードを築いてきたのがカリフォルニア州南部に本拠地を置くSs BrewTech社。そのSSBが満を持して投入したの1BBLターンキーシステムがこのNano Electric Brewhouseだ。

さらに見る