GRAPEFRUIT SCULPIN
ABV:7.0%
IBU:70
製造元:Ballast Point Brewing
産地:カリフォルニア州
*Alcohol By Volume/アルコール度数
*International Bitterness Units/国際苦味単位
今回ご紹介するのはバラストポイントブリューイング(Ballast Point Brewing)の人気クラフトビール。
写真引用/Picture:http://www.ballastpoint.com/
カリフォルニア/サンディエゴでおすすめのクラフトビールと言えば誰しも頭に浮かぶブルワリーの1つです。
日本でも手に入りアメリカのクラフトビールを取り扱うバーや酒屋では比較的よく目にすることができます。
大学時代にビールに打ち込み過ぎて、舌が肥えまくってしまった設立者のジャックさん(Jack White)。
お店で売っているビールより、面白い&美味しいビールを自分で造ろうと大学の友人のピートさん(Pete A’Hearn)とホームブリューイングを始めます。
しかし、「自分の使いたい材料、道具が中々手に入らない!」そんな壁にぶち当たったジャックさんはなんと1992年にホームブリュー関連の道具を揃えたショップをスタート。
美味しいビールが出来るまでに必要な「情報交換の場」の役割を担ったジャックさんのお店には、多くのホームブルワーが集まりました。
写真引用/Picture:http://www.ballastpoint.com/
同時期にピートさんは*UC Davisでビール醸造学を猛勉強。
2人ともビールの匠への道を猛進します。
そうこうしているうちに2人は名の知れたホームブルワー、ヨセフさん(Yuseff Cherney)と知り合い意気投合。
ジャックさんのホームブリューショップの最初の従業員としてヨセフさんを迎え入れます。
そして3人は店舗の裏でビール造りを開始。
1996年にバラストポイントブリューイングが誕生するのでした。
*アメリカ・カリフォルニア大学デイビス校の醸造学コース。Dr. Micheal Lewisを始めとした教授陣による実績豊かな醸造スクール。
ラベル&キャップ:
釣り好きの造り手にちなんで魚がラベルや商品名に使われることがほとんど。
いつも「自分の好きなことを忘れない」というメッセージも含まれています。
今回はSCULPIN(カジカ)が描かれています。
見た目の色:
オレンジがかったアンバーカラー。
飲んだ感想:
香りは商品名の通り、かなりグレープフルーツの柑橘系。
飲んでみるとシトラスのパンチが効いた味わいがグレープフルーツの酸味といい感じに混ざり合ってめちゃめちゃおいしい。
IBU70のホップの苦味とほんのりとモルトの甘味が後味に残ります。
ボディがしっかりと感じられる口触りと炭酸も丁度いい印象。
ホームページでモッツァレラチーズやフェタチーズとも相性がいいと書いてあったのでさっそく一緒に食べてみましたが確かにかなり合う。
7%のアルコールですがガブガブ進みました。ちょっとお値段が気になりますがまた飲んでみたくなるようなIPAです。
今度はサンディエゴまで行ってタップで飲んでみたい!
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