STRIKE BREWING CO.
address | 2099 S 10th St, San Jose, CA, 95112, |
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access | Monterey and Old Tullyバス停下車徒歩21分 |
website | http://www.strikebrewingco.com/home |
business hours |
水曜:4:00pm~8:00pm 木曜:4:00pm~8:00pm 金曜:3:00pm~9:00pm 土曜:1:00pm~9:00pm 日曜:1:00pm~7:00pm |
※各SNSではここで紹介しきれなかった写真もいっぱいアップしてますので是非チェックしてみて下さい!
アメリカのクラフトビールの最新情報も随時更新しています!
ニューヨークのブルワリー訪問ブログが続いたのですがここらへんでカリフォルニアのブルワリーも1つご紹介。
あいにくの雨でしたがそんなの全く関係ありません。そこにブルワリーがあれば日本の皆さんにお伝えします。
その名も「ストライクブリューイング!」
「絶対野球好きだろ!」と思ってしまうほどのこの直球なネーミング。
野球に関して一切の知識がない自分が会話に付いていけるのか、いささか心配になってきた。
「困ったときはICHIROの話で切り抜けよう!」そう胸に誓い中へ。
ちなみにお車で行かれる方はこの黄色いサインが車道からよく見えます。よくある工場の一角がブルワリーといった形式。
入口からは長い廊下の一本道。
メジャーリーグやクラフトビールにちなんだ写真や絵画が壁にはふんだんに飾られています。
「カコン」「カツン」まさにブルワリーとの一体型の、「カコン」「カツン」タップルームを目指したというだけあり、「カコン」「カツン」材料もタンクも機材も手を伸ばせば触れる「カコン」「カツン」、距離にあります。
・・・・マジで?
「カコン」「カツン」うるさいと思ったそのタップルームにはまさかの卓球台。
しかも尋常じゃないくらいのラケットの数。
卓球で一汗かいた後のクラフトビールとかめっちゃうまいだろーなー。日本じゃ考えられない組み合わせですね♪流石アメリカ。
マグクラブもあります。マグクラブとは何ともお得なアメリカではよくある会員制システムのことです。
ちなみにストライクブリューイングのマグクラブのシステムを一部ご紹介すると、
1.初年度、年間100$、翌年から75$で専用のジョッキをお店に保管
2.毎回訪問する度に1杯無料
3.グッズ費用10%OFF
その他もろもろ特典。とりあえずめっちゃお得ですね。
毎日1杯クラフトビール×300日飲んだら1杯の単価はなんと33セント(約40円)
詳細↓
http://www.strikebrewingco.com/mug-club/
流石にマグクラブには入りませんでしたが、テイスティングセットを頂きました。
左から
・Santa Cruz Skateboards Classic Dot Blonde Ale 4.5%
・Called Up Extra Pale Ale 7%
・Colossus of Clout Irish Red Ale 6.5%
・Big Wall Imperial Stout 9%
かなり量はもあり、お得感たっぷりです☆
設立者の一人、Jennifer Lewisさんに早速お話を聞いてみます。
本日はお時間頂きありがとうございます。さっそくですが何でストライクブリューイングっていう名前なんですか?
やっぱりその質問来たわね。設立者の1人のDrewが野球選手だったからよ。彼には私の夫を仲介して知り合ったんだけ私の夫も野球選手なのよね。
しかも2人共ピッチャーだったのよ。ストライクってピッチャーにとってはいい事でしょ。それにストライクって色々なところで使われるじゃない。
例えばボーリングでストライク取るとか、ストライクゴールド(大金を掘り当てる)っていう諺もあるし、色んな人の耳に馴染んでるのよねストライクって言葉って。
でも根源にあるのは野球のストライクよ。
やっぱりそうだったんですね!しかもストライクって言葉は結構インターナショナルですもんね!日本でも全然通じますよ!
しかもDrewはスタンフォード大学でプレイしてて、レッドソックスのマイナーリーグでもプレイしてたのよ!
え!あのイチローのレッドソックスですか?すげぇ!他のブルワリーと違うところは何ですか?
ん~、一言で言うなら”情熱”ね。いいクラフトビールを作ろうと思う気持ちは他には負けてないつもりよ。タップルームだってこだわりの一つ。
本当にブルワリーの真横でしょ?触りたかったら触れる距離に作りたかったのよ。後はビールにフォーカスしてるわね。食べ物もあえて提供していないの。
セッションビール(度数の低いビール)も多く造っているわ。スポーツをしたり見たりするような”人の生活”をアルコールで邪魔したくないのよ。
素晴らし心意気ですね!昨今では確かに度数の高いIPAなどよく見られますもんね!
あれはあれで美味しいんですけど野球見ながらガブガブってわけにはいきませんもんね!(私は正直野球はあまり見ないのですが笑)
あとは野外活動や野外フェスなどは積極的に支援しているわ。マラソンとかファンランとかロッククライミングとかそういったイベント会場でビールを無料で提供する形でね。
これはさっきも言ったけど私達の情熱は野球なしではありえなかったのよね。だからこういった活動は全力でサポートするわ!
経営者としても本当に素晴らしい考えをお持ちですね。社会に還元するって本当に大切なことだと思います。あと一点、日本のクラフトビールについてはどう思いますか?
ん~正直あまり知らないわね。サッポロはクラフトビールじゃないと思うし。後はアサヒもたまに飲んだりするわ。
いえいえ、気になっただけなのでありがとうございます!やっぱりまだまだ日本のクラフトビールの知名度は低いですね・・・。
でも日本のクラフトビールは挑戦してみたいわね!どこで手に入るかは正直わからないけど。
そのうち輸入したいですねアメリカに!期待しててください!一応質問は以上なんですが、何か日本の消費者候補の皆さんにご意見はありますか?
野球って日本は人気なの?
めっちゃ人気ですよ!自分はあんまり見ないんですけど^^;
そうなのね。私たちは野球をモチーフにしたラベルやグッズが多いから野球の知名度があるなら日本にも是非進出してみたいわね。
その際は是非弊社でお願いします!
今はオーストラリア向けの手続きでいっぱいいっぱいだけどね!そうなった場合は是非お願いするわ!
ありがとうございます!アメリカのクラフトビールは色々な国に今流れつつあるんですね。こんなに美味しいですもんね、あっ最後に写真お願いします!
まとめ
好きなことで仕事をしていることによる、凄まじいエネルギーが終始感じられるブルワリーであった。
野球によって生まれた絆から始まり、社名もそのまま「ストライク」。ラベルはグッズなども野球で一色。本当に夢中になって立ち上げたブルワリーに違いない。
その味は力強く、まるで元ピッチャーだったブルーマスターの直球をそのままクラフトビールにしたかのようだ。
セッション系も数多く揃っており、スポーツ観戦をしながらビールをガブガブ飲みたい時はオススメのブルワリーである。