FIREHOUSE GRILL & BREWERY
address | 111S. Murphy Avenue Downtown Sunnyvale California 94086 |
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access | Sunnyvale Station徒歩5分 |
website | http://firehousegrill.com/ |
business hours |
月曜:11:00am-9:00pm 火曜:11:00am - 10:00pm 水曜~金曜:11:00-10:30pm 土曜:11:00am-10:00pm 日曜:11:00am-9:00pm |
※各SNSではここで紹介しきれなかった写真もいっぱいアップしてますので是非チェックしてみて下さい!
アメリカのクラフトビールの最新情報も随時更新しています!
Sunnyvale Station駅(サニーベール駅)から徒歩5分。
繁華街のダウンタウンとして知られ飲食店が軒を連ねるお洒落な商店街にこのブルワリーはあります。
『ベイエリアで最高の手作りクラフトビールを提供!サニーベールでランチ、ハッピーアワー、ディナーをするならここより熱い場所はない!』
“ファイヤーハウス”という店名そのまま、いやそれ以上に燃え滾るメッセージをホームページに掲げるこのブルワリー!
広いテラススペースの他、薪を使ったオーブン、1人1台ありそうなくらいのテレビの台数など内装はかなり豪華。
また、アメリカ広しと言えども、バーカウンターからガラス越しにブルワリーが見えるレストランはそんなに多くはない。(ブルワリーにそのまま入れちゃう場所は結構多いが)
お店に入るとチアリーダーの制服を着たウェイトレスの方々がお出迎え。(写真がなくてごめんなさい。)
Footers(フーターズ)かと一瞬勘違いするほどだ。色々な意味で熱いブルワリーであることは間違いなさそうだ。
奥のガラスの向こうはバーカウンターこの日はヘッドブルワーのラリーさんとアポイントメント。
こんな燃え盛るブルワリーのヘッドブルワーなのだから松岡修造みたいな方に違いない。
体育会系の商社にいたサラリーマン時代のノリで意気投合するしかない!
お待たせ。
今日はお時間頂きありがとうございます!!
・・・まぁ座ってくれ。
(以外とクールな方だな)早速ですがお話を色々お聞きさせて下さい!!
どこから話そうか。クラフトビールについての勉強は2007年にAmerican Brewers Guild(アメリカン・ブルワーズ・ギルド)で一通り学んだ。
そして、初めてブルワリーの仕事に就いたのが卒業翌年の2008年。
CampbellにあるRock Bottom Restaurant & Breweryで4年間アシスタントブルワーとして働いたな。
American Brewers Guild (アメリカン・ブルワーズ・ギルド) : http://www.abgbrew.com/
なるほど。アメリカには醸造を学ぶ場所&チャンスが多く本当に羨ましいです。
その後、一年半程クラフトビール造りからは身を引き、クラフトビールを扱ったレストラン経営に走った。
Campbellに一店、Willow glenのレストランも買収した。俺がやっていたことと言えば酒類の発注ぐらいだがな。
・・・いや、すごいですね。
しかし、ある日ふと思った。やはりまたクラフトビール造りがしたいってな。
そして2年前ハミタージブルワリーに就職。そして一年半そこでビールを造り、今Firehouseに来てからは7ヵ月になる。
アメリカ人は平均して生涯に7回転職するっていうのは本当だったんですね。さらっとお話されますが怒涛の人生に聞こえます。
ここに来てからは肩書はヘッドブルワーだが新しい商品やブランドの構築だけでなく売上の戦略などにも携わっている。
色々合算すると10年以上のマネージメントやレストランでの経験を経てここにいるってわけだ。
なるほどですね。経営の側面を知る、知らないではやはり違いますよね。他のブルワリーとの違いとはズバリなんでしょうか?
まず、ここら辺では一番の老舗だな。それとうちはあえて定番、お決まりのクラフトビールを置かないようにしている。
多くの種類のクラフトビールをしっかりとそのスタイルに従順に造り上げることで決してお客様を飽きさせない。
なるほど。それは確かに毎回来る楽しみがありますね!あと、ファイヤーハウスはどちらかと言うと”レストラン一体型”のブルワリーとお見受けします。
ブルワリーでビールを醸造する場合とどこか違う点ってありますか?
以前働いていたRock Bottomでも料理は出していた。ブルワリーとの一番大きな違いはお客さんとの距離じゃないかな。
料理も出していればお客さんとの距離も縮まり、ビールの感想なども自然とすぐに耳に入るようになる。もちろんそれはいいことだ。
自分のクラフトビールの評価がすぐにわかるんだからな。距離感が一番の違いと言えるかもしれないな。
確かにそうですね。「この料理に合うビールは?」とか自然と会話って広がっていきそうです。ましてやここはバーカウンターからビール造っているところ丸見えですもんね。
なるほど面白い側面です。最後に日本のビールについてはぶっちゃけどう思いますか?
日本のビールについてはアメリカでは古くからのネガティブな概念が根付いているのは事実だよな。新鮮さがないとか香りが弱いとか。
でも変わってきていると最近よく耳にするのも事実。飲んでみたいし気持ちはあるが中々手に入らないのも事実。まぁでも良くなってきているのは確かなんだろ?
それは日本、アメリカ、世界にとってプラスであることに違いはない。
なるほど。やはりもっとアメリカ市場に挑戦して欲しいですね日本のクラフトビールには!!ありがとうございました!
まとめ
様々なポジションと経歴を経て、ファイヤーハウスのヘッドブルワーを任されているラリーさん。老舗なだけあり就任した当初は既存のやり方との衝突がやはり少なからずあったという。
しかし、温故知新の姿勢を持ってぶつかり今では新しい物を生み出そうと日々奮闘している。日本でもアメリカでも匠の世界というのは見ていてい非常に面白い。衝突からでないと前進は得られない。
私にはそんな熱い魂がファイヤーハウスという名前の由来に思えた。(そう思いたい)クラフトビールだけでなく、ハンバーガーも絶品!アメリカの肉料理を堪能したい方にもオススメです!
お車のない観光の方、いっぱい飲みたい方も駅より徒歩すぐなので是非一度訪ねてみてください!
その他アメリカのクラフトビールに関するブログも是非読んでみて下さい!