BRIDGE AND TUNNEL BREWERY
address | 15-35 DECATUR STREET RIDGEWOOD, NY 11385 |
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access | Halsey St (地下鉄L線) |
website | http://www.bridgeandtunnelbrewery.com/ |
business hours |
金曜:5:00pm~10:00pm 土曜~日曜:1:00pm~9:00pm |
※各SNSではここで紹介しきれなかった写真もいっぱいアップしてますので是非チェックしてみて下さい!
アメリカのクラフトビールの最新情報も随時更新しています!
ニューヨークはクイーンズから続いてのブルワリーをご紹介します。
その名も、Bridge and Tunnel Brewery(ブリッジアンドトンネルブルワリー)。
直訳すると「橋とトンネル醸造所」・・・。
そう、日本語への翻訳は時として必要ないのである。
英語には英語本来の美しい響きがある。それでいいではないか。
名前の由来についてはホームページで以下のように説明されている。
Bridge and Tunnel Brewery - because it's the bridges and tunnels that unite this city, not divide it.
「いつだって橋とトンネルが街と街を結ぶ。決して分かつためにあるわけではない。」
深い・・・。
橋とトンネル醸造所、深いぜっ!
ナノブルワリーの規模から始まったこのブルワリー。
オーナーのリッチさん(Rich Castagna)が妻のリサさんの手助けを借り、オペレーションをするような個人まりとしたブルワリーである。
結論から言うと今回、私はリッチさんに会うことは出来なかった。
猛アタックのメールも電話もニューヨークの春空に虚しく散った。
しかし、諦め切れない気持ちから常用必殺技「APONASHI(アポなし)」を繰り出すに至り、今こうして日本の皆様に伝えるためのブログを書けている。
2016年8月現在、アメリカのブルワリーをかれこれ40醸造所以上巡っているがアポイントが取れるのはほんの一握り。
*ヘッドブルワーとのアポイントが取れた日には遠足前夜の小学生のようにウキウキする。
ペットボトルは凍らせ、お菓子とは別にバナナを持参し行きのバスで担任の先生と大喧嘩しているだろう。
“生産者の顔が見える輸入アメリカビールをお届けする”のは意外と難しい。・・・とか言ってみる。
*ヘッドブルワー:1番偉いビール造る人。
*ナノブルワリー:マイクロブルワリーより小さな醸造所。定義は諸説あり割愛。
そんなアラサー男子のボヤキはさておき、紹介を続けよう。
2012年の9月に州の許可証を取得してから家のガレージの中に醸造設備を自分で造りナノブルワリーとして開始。
14平方メートルの小さな敷地内に1.5バレル(176リットル)という文字通りナノ規模でのスタートだった。
2015年の11月にはナノブルワリーからマイクロブルワリーに拡大。
醸造設備もまたまた自家製で10バレル(1,174リットル)に増設。今ではタップルームもオープンしているが想像を絶する険しい道であったことが伺える。
スローガンには*DIYも含まれていて、本当に何もない所から腕っぷし一つで築き上げたブルワリーなのである。
*DIY:Do it yourself.の略で「自身で何かを造り上げる」という意味。
しっとりしたところで突撃!
トンネルの中のような薄暗さとお洒落な照明が織り成すシックな店内。
ドキドキワクワク感が半端ない。まさに遠足気分。
店内から入口を振り返るとこれまたトンネルの出口を連想させるような眩さ。
こんにちは!何か座っているだけでドキドキするお店ですね!
ははっそうだろ!・・・へぇ~ブログも書いてんのかお前。
書きまくってます!自分のクラフトビールの勉強にもなりますし♪
俺はニューヨークのクラフトビールについてのドキュメンタリーを作ってんだ。ニューヨークのクラフトビールについて聞きたいことあれば何でも聞いてくれ。
そうなんですか!・・・すみません。まずそのティーシャツについてどうしてもお伺いしたいんですけど。笑
あーこれか!面白いだろ。気に入ってんだ!歴史上有名な人物と乾杯したくなるだろ!
そんな意図があったんですね。笑
ここで「アメリカの歴史上の人物なんて知らねーよ!」って人のために説明しよう!
左:ジョージ・ワシントン (1ドル札の顔)
赤ワインが好きだったかどうかは不明。
初代大統領って伊達じゃないだろ?
アメリカ合衆国の軍人、政治家、黒人奴隷農場主であり、初代大統領である。妻であるマーサ・ワシントンは貞淑で公式の儀式をきちんと行って先例を開いたため、初代ファーストレディと見られている。
中:アレクサンダー・ハミルトン (10ドル札の顔)
白ワインが好きだったかどうかは不明。
外交なら任せろ。意識高いぜ俺。銃で決闘したから10ドル札の顔、なんちゃって。
アメリカ合衆国建国の父の1人。政治家、憲法思想家、哲学者であり、アメリカ合衆国初期外交のリーダーであった。独立戦争の際には総司令官ジョージ・ワシントンの副官を務めた。
右:ベンジャミン・フランクリン(100ドル札の顔)
・・・何となく、きっとビールが好きだったに違いない。
今、デブって言ったやつどいつだ?
(※人は見た目で判断してはいけません!)
アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者。印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に多大な貢献をした。また、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにしたことでも知られている。
ところで日本のクラフトビールを飲んだことありますか?
サッポロは好きでよく飲むんだが、あれはクラフトビールではないよなぁ~。
日本にある有名な大手のうちの一社だもんな。アメリカでいうバドワイザーみたいなポジションだろ?
そうですね、キリンとかアサヒとか大手に並ぶうちの一社です!
残念だが飲んだことないな~
どうしてここで働こうと思ったんですか?
実は俺は平日は銀行マンとして働いてんだ。9:00~17:00までがっつりな。ご存知リッチがオーナーで俺はただのサンデーガイ(週末だけ働く男)。
へ~そうなんですね!でもどうしてまたお手伝いしようと思ったんですか?
リッチとは1年以上前にビールテイスティングイベントで知り合った。
ちょうどこのタップルームがあるこのビルの賃貸契約にこぎつけた時期だったな。ご存知当時リッチは実家のガレージでクラフトビールを造っていた。
ちなみにその時使っていたケトルもそこに置いてあるぜ。実家のガレージでビールを造り自分でレストランやバーに配達していた。
驚くべきガッツだ。・・・そこから俺はリッチを追いかけるようになったのさ。
・・・何かもはや2人にしかわからない熱い信頼の領域があるんですね!銀行マンをここまで惚れ込ませるとはリッチさん、やはり会ってみたかった!
絶対また来ますね!お忙しい中お時間ありがとうございました!
まとめ
一人でふらっと来店してもカウンターに座って飲み始めると、たちまち他のお客さんと会話が弾む。
このブルワリーのクラフトビールの根っからのファンの客層も多く、みんな口をそろえて話しているのは人気者オーナーであるリッチさんの話である。
「ゼロから全て自分で築き上げた驚くべき人間だ!」、「3匹猫を飼っていて、みんな可愛い!」、「魚もペットとして飼っている!」など、まるで我こそが熱狂的ファンだとアピールし合っているかのようである。
彼に魅せられお客さんの垣根を飛び越え、スタッフになって働いている人もいるのだから驚きだ。冒頭で紹介した通り、橋とトンネルは街を繋ぐだけでなく、そこに来る人間も繋ぐ力があると感じた。
何だか気持ちがほっこりした日曜の昼下がりであった。
2019年6月中旬よりホップ、イースト販売開始!
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6月中旬より受注開始予定です♪
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