オレゴン州ポートランド！クラフトビールでガッツリ旅行してきました！

2018年9月29日

「ポートランド」

もはやその響きだけで泥酔してしまう人も少なくないはずだ。

今回はTokyo Aleworksの面々とアメリカはオレゴン州、ポートランドに旅こ、、出張に行った時のことをブログにまとめました！

お酒の仕事に携わる大人達が、ポートランドでクラフトビールを切り口にガッツリ観こ、、仕事してきました！

皆さんお久しぶりです！

カウボーイクラフトの眞壁です。

日本で話題のアメリカの都市、オレゴン州のポートランド。

石を投げればブルワリーに当たると言われるこの飲んだくれシティー。

一体どんな街なのだろうか。

空港はこんな感じ。

まず最初に訪れたのは日本でも有名なこちらのカフェ！

 

Coava Coffee Roasters（コアヴァコーヒーロースターズ）

Address	1300 SE Grand Ave. Portland, OR, 97214
Website	https://coavacoffee.com/
Business hours	月曜～金曜：6:00～18:00 土曜～日曜：7:00～18:00

何を隠そうポートランドにはコーヒーの聖地という肩書も存在する。

入ってみるとなにしろ広い。

「もうちょっと椅子とかテーブルとか置いてもいいのでは？」と突っ込みたくなる程スペースを無駄遣いしている。

否。

これがポートランド流のスペースの使い方なのだ。

例えるならまるでドーナツの「穴」。

何もない空間こそが、そのもの自体を定義づける重要な役割を担っている。

カフェの一角には竹材メーカーが入っており、竹を使った色々なインテリアがショールームされている。

竹細工を見ながら飲むこだわりのコーヒーの味は絶品。

次に小腹の空いた一行が目指したのはこちらのビスケット屋さん。

 

Pine State Biscuits（パイン ステート ビスケット）

Address	1100 SE division #100 Portland, OR 97202
Website	https://www.pinestatebiscuits.com/
Business hours	月曜～日曜：7:00～15:00

ノースカロライナ州出身の3人組が、故郷のビスケット料理の味を懐かしむあまり自分達で作ってしまったのが生い立ちである。

その後、ファーマーズマーケットへの出店からの大ヒットを背景にポートランドでブームを巻き起こしたお店。

今では全米に5店舗もあり、ポートランドには2店舗目も出店予定というイケイケのビスケット料理店である。

このドロドロのグレイビーソースを皿まで舐める背徳感すらも、「地産地消」というポートランドのスローガンの前にはかき消される。

胸を張ってペロペロしていいのだ。

さて、ここからはお仕事！（ようやく）

エゾビールさんが日本に輸入するROGUE（ローグ）の前を通り過ぎ到着したのは、日本でも大人気で話題のオレゴンを代表するグラウラーメーカー！

 

Growler Werks（グラウラーレックス）

Address	2114 SE 9th Ave Portland, OR 97214
Website	https://www.growlerwerks.com/
Business hours	月曜～金曜：9:00～17:00

代表製品のグラウラー、その名も「uKeg（ユーケグ）」の日本拡販の打ち合わせ。

このuKegの最大の特徴は炭酸カートリッジが付いているということ。

持ち運び出来る極小のビールサーバーと思って頂ければいい。

あなたがいつどこにいても爽快なクラフトビールを飲むことができる。

計り売りや、花見、ビーチやアウトドア―全般に相性抜群のパートナーだ。

今後、クラフトビールがあらゆる垣根を越えて普及していく中で絶対必要なアイテムになること間違いなし！

工場見学を終え、具体的な販促方法やトラブル時の保守、構造についてみっちり打合せ。

ここぞとばかりに仕事をする一行。

セールスマネージャーのエドさんとの記念撮影もばっちり！

次に向かうのはアメリカを代表するクラフトビールの醸造機器メーカー。

日本のブルワリーでも導入しているところは数多く存在するこのメーカー！

 

Portland Kettle Works（ポートランドケトルワークス）

Address	2401 NW 22nd Ave Portland, OR 97210
Website	http://www.portlandkettleworks.com/en/
Business hours	月曜～金曜：9:00～17:00

そもそも今回一緒に動向しているTokyo Aleworksとは、ジミー山内のプロデュースするブルワリー。

アメリカのクラフトビールに完全コミットした東京は板橋のブルワリー。

もちろん設備もアメリカ製にこだわり抜いており、数あるアメリカの醸造機器メーカーよりオレゴン州を代表するポートランドケトルワークスを選定。

弊社は日本への輸出のお手伝いをさせて頂いています。と、ちゃっかり宣伝しておく。

工場見学を一通り終え、担当者のジョーさんとブルーハウスを背景に記念撮影。

動いている実機を見るべく、翌日ポートランドケトルワークスのショールームを兼ねたブルーパブで再度打合せのアポイント。

この時すでに時計の針は*ビアタイム！

そんな我々が向かった先は地元でも大人気のこちらのブルーパブ！

*ビアタイム：一仕事したと個人的に納得した時、人がビールに呼ばれる時間。

 

Great Notion Brewing（グレートノーションブルーイング）

Address	2204 NE Alberta St. #101 Portland, OR 97211
Website	http://greatnotionpdx.com/
Business hours	日曜～木曜：12:00～22:00 金曜～土曜：12:00～0:00

日本でも大人気のヘイジーIPAを得意とするポートランドでも有数のブルワリー。

バレルエイジにも注力しており、数多くの賞も受賞している。

地元の人で溢れかえる店内。

とりあえず全種類注文。

さすがヘイジー系を得意とするだけあり、濁り方も申し分ない。

世界屈指の強者ダイバーもこの透明度ではパニックに陥る。

そんな中、変わったヘイジーIPAを発見。

その名も「Mangosteen Mochi IPA」

「餅だと？」

説明文には「sushi rice（寿司飯？）」を使って造っているとの記載も。

百聞は一杯に如かず。

気になるお味はというと普通にめちゃめちゃ美味しい！

シトラ、ギャラクシー、モツエカホップでドライホップしており、トロピカルなジューシーさの中でも苦味の一閃をしっかり効かせている。

是非、皆さんにも飲んでみて頂きたい。

～２日目～

ポートランド × クラフトビールという切り口で駆け抜けた一日目。

二日目もガッツリ仕事していきます！

腹が減ってはビールは飲めず！まず訪れたのはこちら。

 

Heart Coffee Roasters（ハートコーヒーロースターズ）

Address	2211 E BURNSIDE ST, PORTLAND OR
Website	https://www.heartroasters.com/
Business hours	日曜～月曜：7:00～18:00

ポートランドに3店舗もある地元民にこよなく愛されるカフェ。

フルーツを連想させるロースト手法を採用しており、飲む人を驚かせる。

コーヒー農場には毎年必ず足を運び、厳選した生豆を浅く焙煎するのもこのカフェの特徴の一つ。

甘いパン菓子とコーヒーがたまらなく美味い。

そして何気なく座る椅子、セルフサービスの水一つ見ても、とにかくデザインが凝っている。

次に向かった先はポートランドに行ったことがある方なら一度はその名前を聞いたことがあるのではないだろうか。

 

Voodoo Doughnut（ブードゥー・ドーナッツ）

Address	22 SW 3rd Avenue Portland, OR, 97204
Website	https://www.voodoodoughnut.com/
Business hours	日曜～木曜：8:00～21:00 金曜～土曜：8:00～23:00

全米のドーナッツ店コンテストで優勝したこともある言わずと知れたポートランドを代表するドーナツ屋。

変わり者が多いと言われるポートランドのドーナツ屋なだけあり、壁一面ピンクの店内にはなぜかモハメド・アリが展示されている。

「蝶のように舞い、蜂のように刺し、アリ（蟻）のようにドーナッツに群がれ。」というメッセージに違いない。

ちなみにROGUE（ローグ）はこのドーナッツとコラボしたクラフトビール、Voodoo Doughnut Mango Astronaut Aleを発売している。

これぞExperiment（実験好き）なブルワリーである。

ピンク色のボトルが夢に出てきそう。

次に「オ州」と言えば誰しも頭によぎる、ある男と待ち合わせをしているカフェに向かう。

 

See See Motor Coffee Co（シーシーモーターコーヒー）

Address	1642 NE Sandy Blvd. Portland, OR 97232
Website	https://www.seeseemotorcycles.com/
Business hours	月曜～金曜：7:00～19:00 土曜～日曜：8:00～18:00

モーターサイクルショップとカフェが完全に融合したこの喫茶店。

店内にはモーターサイクル関連商品がずらり。

ヘルメットから手袋までバイク乗りに必要な物一式ここで揃えることができる。

お店の外にはハーレイダビッドソンのようなイカついバイクもバンバン横付けされ、店内ではクラフトビールも繋がっている。

その時、Mr.ポートランドこと、レッド・ギレンさん登場！

 

レッド・ギレン

オレゴン州ポートランド在住。クラフトビールカルチャーを紹介する「オ州酒ブログ」の設立者。8年間日本に滞在した経歴を持ち、今でも日本とオレゴンを行き来しながらポートランドの魅力を伝えている。オ州酒ブログではポートランドのクラフトビールの最先端の情報を発信するだけでなく、現地のツアー会社とタッグを組み様々なツアーを敢行している。

オ州のブログ：https://www.oshuushu.com/

何しろテンションが高いレッドさん！

ハーレイダビッドソンのエンジン音すらかき消す程のトークパワー！

現地人のみぞ知るポートランドの最新クラフトビール情報を余すことなく教えてくれました。

ポートランドでツアー観光をお考えのあなた！

レッドさんのアテンドツアーはマジでオススメです！

そんなこんなで時間はお昼。

ここで昨日に引き続きポートランドケトルワークスのジョーとの打合せへ。

ブルーハウスの実機を見れるショールームの役割も兼ねているブルワリーにて第二ラウンド開始！

 

LABREWATORY（ラブラトリー）

Address	670 N Russell St Portland, Oregon
Website	http://www.labrewatory.com/
Business hours	月曜～木曜：11:00～22:00 金曜～土曜：11:00～23:00 日曜：11:00～20:00

とても開放的な店内。

オレゴンの日差しは見るもの全てを美しく見せてくれる。ような気がする。

まずはお約束の全種類オーダー。

念のため言わせて頂くがこれも大事な仕事である。

メキシカンフードのコッテリ＆スパイシーとホッピーでいてバランスのあるビールがめちゃくちゃ合う。

車に入れたら走りそうなグレイビーソースも絶品。

そのまま実機を見ながらの打ち合わせに。

熱の入る男達をかろうじで着席させているのは他でもないテーブルの上のビールである。

我々の打ち合わせに、H2Oではお役不足なのだ。

ここで今アメリカでブームを巻き起こそうとしているクラフトビールが繋がっていたので紹介したい。

「CBDビール」である。

簡単に説明すると大麻に含まれるリラックス成分であるCBDを混ぜ込んだクラフトビールである。

そのうち日本にも輸出できるようになる予定なので楽しみに待っていて欲しい。

この写真だけ見ると怪し過ぎる。笑

長時間にわたる打合せが終わると流石にぐったり。

全員のBLP（Beer Life Point）は残り"2"まで減っていた。

これが0になると禁酒法時代のアルカポネ並の暴挙に及ぶと言われているので大変危険な状態だ。

※禁酒法についてまとめたブログはコチラ。

早速ブルワリーに直行！今宵の一件目はこちら！

 

Wayfinder Beer（ウェイファインダービール）

Address	304 SE 2ND AVE PORTLAND OR
Website	https://www.wayfinder.beer/
Business hours	日曜～木曜：11:30～19:00 金曜～土曜：11:30～23:00

何といってもデカいこのブルワリー！

110人座れるメインホールと2000スクエアフィートの屋外デッキには暖炉のようなファイヤーピットも完備。

週末ということもあり大盛り上がり！

「シンプルでいて本物の喜びを、磨き上げたクオリティーのビールで地域住民にお届けする」という120点満点のミッションを掲げるこのブルワリー！

その供給を担うのがこの10バレルブルーハウス！

神々しく輝いています！

そして、何より綺麗！

次に向かったのはこちら！

 

Breakside Brewery（ブレイクサイドブルワリー）

Address	1570 NW 22nd Ave Portland, OR 97210
Website	http://breakside.com/
Business hours	日曜～木曜：11:00～22:00 金曜～土曜：11:00～23:00

オレゴン州内に3店舗を構えるこのブレークサイドブルワリー。

イノベーションと探求心、型にはまらないビール造りをモット―にしており、地域住民からの絶大な支持を得ています。

ハワイを含む全米主要都市にボトル販売も展開しており、こちらも規格外に大きいブルワリーです。

2010年にオープンしたにも関わらず一年後の2011年にはIPAでGreat American Beer Awardsでメダルを取った強者！

個人的には塩キャラメルスタウトが印象的でした！

そして、二日目最後のお店はこちら！ 

 

Growler Guys（グラウラーガイズ）

Address	3739 SW Bond Ave Portland, OR 97239
Website	https://www.thegrowlerguys.com/
Business hours	日曜～月曜：7:00～深夜

なんとここはグラウラー充填の専門店。

もちろん店内で飲むこともできるのですが皆さんバンバンとグラウラーに入れて持ち帰っていきます。

充填専用のフィラーがあり、ブルワリーやビアバーで充填するよりも各段に早く充填してくれます。

ご存知ポートランドには自転車王国の顔もあり、人々のライフスタイルにビアカルチャーも順応しているのがたまりませんね！

屋外での飲酒が合法の日本ではグラウラーのポテンシャルは計り知れないと思ってます。

やはり、今後のグラウラー動向には目が離せませんね！

二日間、これでもかって言うほどポートランドのクラフトビールにコミットしたスケジュールでした！

ポートランドのクラフトビールシーンを是非皆さんも目で見て体験してみて下さい！

まとめ

今回はオレゴン州／ポートランドをクラフトビールを切り口に駆け巡ってまいりました。ジミー山内さんのアレンジで周遊させて頂き、ポートランドのビアシーンを彩る様々な方に会えたのが一番の収穫でした。

また、シアトルやサンフランシスコとは違った独特の空気感を肌で感じることができたのも大きなポイントです。

言葉で説明するのが難しいのでこの感覚を今後「ポトってる。」と呼びたいと思います。

ビールに限らず「自分の好きなことをやりたい放題やっている変わり者が多い街」と聞いており、確かにその通りだなと思う一方、この都市の本当の魅力は変態が許され、歓迎される空気感だなとも感じます。

都市全体にヘイジーに漂うその包容力にも似た空気感が出る杭を伸ばし、ひいてはカラフルに染め上げているんだなーと思いました。

今回ご紹介したグラウラーのuKegは炭酸カートリッジ含め、2018年末より正式に日本で発売予定です！（詳しい販売経路がわかり次第、こちらブログにもアップします！

ご愛読ありがとうございました！

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