CHULA VISTA BREWERY
address | 294 3rd Avenue, Chula Vista, CA 91910 |
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access | (サンディエゴ空港より車で約20分) |
website | http://www.chulavistabrewery.com/ |
business hours |
月曜~木曜:11:00am~22:00pm 金曜~土曜:11:00pm~12:00pm 日曜 :16:00pm~20:00pm |
※各SNSではここで紹介しきれなかった写真もいっぱいアップしてますので是非チェックしてみて下さい!
アメリカのクラフトビールの最新情報も随時更新しています!
またまた南カリフォルニアのブルワリーより一件ご紹介!
訪問当時は開業準備中にも関わらず、オーナーのティム(Tim)さんが快く色々と教えてくれました!
※現在は営業中!
本日は開業前の忙しい中、お時間頂きありがとうございます!立上げ段階のブルワリーをどうしても見てみたくご連絡させて頂きました!
気にしなくていいぜ。確かにあんまり見れるもんでもないからな。
まだオープン前なのでスポイラーにならないようブログ書く時は色々気を付けますんでよろしくお願いします!まずどうしてこの場所にブルワリーを開こうと思ったんですか?
俺の前職はアメリカの海軍。世界中を文字通り巡って楽しく任務に従事していた。でもな、世界各地を飛び回っていたからこそ故郷のチュラビスタ(Chula Vista)で何かしたいって思うようになったのさ。世界中のビールを飲み回った経験だって生かせるしな!
なんかそれだけ聞くとアメリカの海軍生活ってめちゃめちゃ面白そうですね。どこの国のクラフトビールが一番印象に残っていますか?
アイルランドのクラフトビールは今でもたまに飲みに行きたくなるな!だがあまりどこの国のビールが特に好きって偏見は持たないようにしてんだ。
なるほど。ちなみにこのブルワリーではどんなクラフトビールを押していく考えなんすか?
カリフォルニアはご存知IPA大国だ。俺はどっちかって言うとラガー派なんだが、ことビジネスに関しちゃIPAを無視はできない。とは言うもの、俺が今はラガー派だが一年後もまだラガー派っていう確証だってないからな。柔軟に対応しながらもその時好きな自分のスタイルも反映させたクラフトビールを提案していきたいな!
いや~その考え方好きっすわ!ブルックリンブルワリーのガレット・オリバー氏(Garrett Oliver)さんもIPAは無視できないって言ってましたね。(ブログ:アメリカのクラフトビール事情:IPAって何で人気なの?)日本の大手のビールもラガー製法がほとんどですけど飲んだことってありますか?
もちろんあるぜ。日本にはベースもあるし二回行ったことがある。ただウィスキーが美味過ぎてその記憶しかないな。
飲み過ぎて記憶飛んだってことですね。笑クラフトビール好きってウィスキー愛飲家の方が多いっすよね。設備サイズはどのくらいになるんすか?
5バレルシステムだな。(1バレル=117リットル)個性を重視した、小回りの利く品質重視のブルーイングができるには丁度いいサイズだと思うな。あとはこの町の人口ともマッチしてる。とにかく品質にはこだわっていきたいと思ってんだ。
ますますオープンが楽しみっすね!アメリカは5,000以上のブルワリーがあってクラフトビールにいたっては競争が熾烈化してますがこの先アメリカのクラフトビールブームはどうなっていくと思いますか?まだオープンしてないのにこんな質問するのもアレですが。
バドワイザーとかビックカンパニーによる買収は進んでいくと思うな。後は消費者の舌も変わっていくだろう。よりプレミアムなクラフトビールを求めるようになるだろうし、それに使う金額だって増えていくと思う。
・・・ぶっちゃけ買収されたいと思います?
バカ言ってんじゃねーよ!オープン前から!おもしれ―奴だな。クラフトビールの買収劇にはいつだって賛否両論あるよな。ご近所のバラスポイントだって10億ドル(約1230億)で買収されちまった。まぁ10億ドルのオファーなんて想像もつかねーけど。でもストーンブリューイングはあんだけ人気だけど絶対買収させないしな。結局どんだけブームだろうが自分のゴール設定を何に置くかだろ。俺はご近所の皆に美味しいクラフトビールを提供できればそれでいい。それが俺のゴールだからな。
ティムさんみたいな方がブルワリー開くなんて、チュラビスタ市民は幸せ者ですね。自分の出身の小田原市とも姉妹都市なんですよ!最後に日本から来るかもしれない読者の皆様にメッセージとかありますか?
日本人の考え方には驚くことがよくある。ヒップホップ、ウィスキー、音楽、履く靴一つにしてもみんな拘りがあうように思えるな。身に付けている物に関して何を質問しても専門家レベルの回答が返ってくることが多い。なんて言うか、目的があってそのことをしている感がすげぇと思う。俺のクラフトビールに対する考え方も正にそんな感じだ。何でこのホップを使うのか、どうやって栽培しているか、このフレーバーはどこから来ているのか、どんな人間が造っているのかなどしっかり根拠がある。だからきっと日本の皆さんにも俺のクラフトビールは楽しんでもらえると思うな!「ありがとう」しか日本語知らないけど!笑
「ありがとう」だけで十分っすよ!そんなティムさんのこだわりが反映されたクラフトビール、マジで飲んでみたいですね!オープンしたらまた絶対来ますね!地元小田原の姉妹都市なだけになんかすごいワクワクします!オープン前の忙しい中ありがとうございました!
まとめ
小田原の姉妹都市チュラビスタで二件目のブルワリー。海軍として世界中のクラフトビールを飲み歩いたオーナーが手掛けるChula Vista Brewery。ダウンタウンのど真ん中にオープンする5バレルのご近所密着型。ブログ本文には書いておりませんが設備配置の打ち合わせから、各種タンク、配管の図面なども色々と見せて頂き大変貴重な体験となりました。5バレルシステムのブルーパブが最近多く新設されるアメリカ。大手のブルワリーだけでなく街角のブルワリーにも美味しいクラフトビールは見つけることができます!南カリフォルニアにお越しの際はバラスポイントやストーンもいいけど是非チュラビスタブルワリーにも足を運んでみて下さい!